ぼくの「大学生活」

某所よりリクエストで

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とのことだったのんで適当に書いてみよう.
GooglePhotoをたどりつつなので年度というよりは年でまとめている.
じゃあどうぞ

 

 

  1. 大学理工学部1年(2012)

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    ということで物理学はかっこいいだろみたいな同期で某私大の物理学科に入学.

    せっかくだからなんか新しいこと始めたいなぁとおもって部活探してみたりした結果,アーチェリーかっこいいだろみたいな感じでアーチェリー部に入部.

    プレイスメントテストみたいなやつで割と無双して「あれ?w俺いけんじゃね?w」といううぬぼれ,かつ授業が「知ってるわ」みたいなやつばっかりで本当にダルかった.ちなみに「体育会」の部活に入部したせいで暇が一切なく,ゲームはほとんどできてない. 

    部活で行われる「あだ名決めるやつ」で「何がいい?」って言われてケータイ見てひまつぶしてたときだったから「へ?ああ,キアヌ・リーブスとかでいいよ」っていったらこれ以降部活ではキアヌと呼ばれる羽目に.



  2. 大学理工学部2年(2013)

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    部活漬け。以上。道具はかっこいいし,運動してる実感もあったしまあ,楽しかった.

    同期の連中に「髪染めてコンタクトにすりゃまともに見えるよ」と言われ髪染めてコンタクトにしてた.一番人間らしかった時期か.徐々に勉強は難しくなるが,まあなんとかなる.


  3. 大学理工学部3年(2014)

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    FF14にハマり割と真面目に攻略してた。部活と勉強とFF14の両立に苦しみを覚える。研究室希望調査は,一番「わけが分からなさそうなことをやっている研究室」がかっこいいだろということで固体物性系の研究室へ.

    それなりの成績で「耐えていた」おかげで希望通りの研究室に配属される.
    されてみて分かったが,研究室のボスがいい意味で壊れてた.

    3年の後期で勉強とFF14と部活両立させるのがきつくて部活をバックレ散らかして辞める.


  4. 大学理工学部4年(2015)

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    研究活動開始.
    初めて外部施設での24時間3日間ぶっ通しの実験で気が狂うぐらい疲れてた時の写真.研究内容自体は面白かったから,この道に進むことを考え出す.
    それなりの成績でまだまだ耐えていたおかげで推薦をもらってそのままその研究室の院生になることを決定.

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    と,同時に恐ろしい勢いで酒の量が増える.
    研究室から夜に帰るときに同期と立ち飲み屋にいって帰る日々

    なお,帰っても飲む。


  5. 大学院修士課程1年(M1) (2016)

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     研究テーマは引き続き5d系酸化物.それなりに真面目にやってなんとか学会発表を繰り返したりする.

     なぜか祖父がクルージングの旅を懸賞で当てたが,行かないと言い出し代わりに僕が行くことに.その時の写真.ちなみにこのとき我々の実験グループは別で実験に言ってたらしく「クルージングに行くから実験不参加のやつがいるらしい」ということで,「ガチで金持ちのヤバイやつがいるらしい」と噂が立ってたとか。

     

     国際会議にこのとき初めて参加。スイス・チューリッヒに行く。いろいろな学会に参加したが,みんな楽しそうに仕事していて,いいなぁと思ったりする。

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    この年の冬にサバゲーを始める。

    この頃の僕の机がこれ

     

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  6. 大学院修士課程2年(M2) (2017)

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     学振DC1に応募する.詳しくはググって.

     今まで申請書を書いたことがない人間にとっては尋常じゃない辛さだった。3ヶ月ほど朝から晩まで申請書と研究に明け暮れて,結果最低ランクの烙印を押されボロボロ泣きながら友人と酒を飲んだりした.

     この年は国際会議はチェコプラハだった.ビールも食べ物も美味しいし,アジア人が非常に少ない最高の場所だった.

    国際会議のついでに,僕のボスの出身大学であるドイツ・ビュルツブルクのJMUの研究室に挨拶に行って将来のポストの話とかを少しした.

    写真はビュルツブルクで観光に連れて行ってもらったときのもの

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    発表内容もわりとウケが良かったし,ビュルツブルクの人たちの感触も悪くない上に,MaxPlankにもある程度のコネができ,これは行けるぞ,頑張れるぞと思ったが,この国際会議は学振DC1の結果が出る前で半分ウカレている.しかもリップサービスに気づかないあたりバカである.

     修論は「キレイに」まとめようとカッコつけた結果内容が激薄になってなかなか微妙だった(今見ても).修論発表会では,同期の中で一番「物理学」をやった自信はある.あるが,あまりにも自己中心的な発表(物理学会の発表をそのまま持ってきたような感じ)だったのであまりウケは良くなかった.

    修論執筆中はいよいよ酒の量が増えて,毎日同期と立ち飲み屋に通ったり,大学周辺の飲み屋をしらみつぶしにいってみるとかやった.

    この年の後半に飼ってた猫と友人が死んで割と辛かった.


  7. 大学院博士後期課程1年(D1)(2018)

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     博士後期課程に進学.

     ほとんど以前とやってる事自体は変わらないが,勉強する時間は増えた.修士の後輩(M1)ができて,割と真面目に教えたりする中で自分がわからないことの洗い出しができたおかげで飛躍的に研究は進んだ.

    実験グループの中では実験計画から実験の立ち上げなど諸々の音頭を取る役割に.この年のDC2はすこし「どうせ・・・」という感じで適当に出してしまった.後悔している.

     

     一方で,生き残るための「修行」は必要だろうということで,筑波で1週間缶詰で群論について勉強するセミナーや,物性夏の学校で1週間また勉強し続けたり(まあこれは本当に楽しかったが)してた.わりと忙しく動き回っていた.

    写真は我々の実験グループ(関西の4大学合同でやっている.O,K,R,S大学の合同)で毎年行く合宿での写真.

    ちなみにこの年に放映されていた刀使ノ巫女にドハマリして2020年未だに引きずってる.


  8. 大学院博士後期課程2年(D2)(2019)

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     少なくとも,今までで一番しんどかった一年.2学会の口頭発表を毎回申し込み,ポスターも出した挙げ句,研究会に参加してみたり,海外でのシンポジウムでの若手セッションに参加したり,学振も本気で書いたつもりだった.そのおかげか,ある学会で若手発表賞を受賞した.

     

     まあ研究はそんなかんじでやってた.

    研究外では,アニメのイベント(刀使ノ巫女のファンミーティング)に初めて参加してみたり,高校の友達が結婚したり,研究室でウインナー祭りしてみたり.

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    なお,学振は最低評価から一つ上昇.

  9. 大学院博士後期課程3年(D3)(2020)

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リクエストのあった大学生活振り返りでした.

後半はほぼほぼ研究か,ソレに付随するなにかで生きてたような感じだけど,まあそんなもんでしょう.