3M™ Peltor™COMTAC™ III Advanced Combat Helmet (ACH)を買いました

きょうのおだい

3M™ Peltor™COMTAC™ III Advanced Combat Helmet (ACH)を買いました

 

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Peltor Comtac3 Tac-sky PTT 配線 実物

 

前の記事でz-tacのcomtac3を修理したとは書いたわけですが,その後

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こんなかんじにスキー場で使ってたわけですが,マイクのケーブルのほうが断線してしまいました.悲しいね.

 

湿気の多い環境だとなかなか断線しやすかったりするのかな?まあ仕方ないね.

 

で,どうせレプリカで1個1万するものなんだったら,3個買い替えたら実物中古変えるやんwということで,実物買ってみましたよ.

 

3M™ Peltor™COMTAC™ III Advanced Combat Helmet (ACH)

MT17H682FB-47CY

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シリアルナンバーが4桁だから意外とそんなに新しくはないのかな?

よくPeltor Comtacとは言うけど,少し調べたところ,2007年に3Mが,Peltorの親会社Aearo Technologiesを買収したことで,正しくはPeltor 3M Comtacになったみたい.

 

そういう意味で3Mのシールが張ってある時点で07年以降の装備にしか使えないということかぁ~とか.

 

あややこしいとこはおいておいて,写真で分かる程度のレプリカとの比較をしていこうと思う.

 

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上レプリカ 下実物



前のオーナーがガムテープで断線予防,ハウジングにベルクロメスを貼っているためとりあえずのまんま利用.

 

まずほんの少しだけハウジングの色味が違う.

実物のほうがほんの少しザラつきがキツイか?

また,素材が違うのだろうが,多少硬質に感じる.

爪で弾くと硬そうな(????)音がする.

 

当たり前だが,刻印が違う.

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しかしZ-tacも無刻印でいいのにわざわざZ-tacはZ-tac!!!!!って書いてしまったのか…

 

電池部分は両方とも単4電池だが,電池カバーの防水部分(?)の質が違う.

レプリカが柔らかめのプラ?に対して,実物はきちんとパッキン用素材になっている.

(画像赤部分,なおこの画像はレプリカ.わざわざまた外すのめんどかった・・・)

 

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次はマイク部分.

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上実,下レプリカ

基部はまあ,全く違う.ちなみにレプリカはARCアダプターに取り付ける際に割れかけるレベルでダメダメ.

実物は割れませんでした.すごい.偉い.

あと実物は謎の白丸がある.謎.

 

マイク先端部

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マイク裏側.上実 下レプ.



刻印は丁寧にも両方ともGENTEX刻印.

ていうか,マイク部分は3M PeltorじゃなくてGENTEXがつくってるんですね.へぇ~.

 

大きく異なるのはマイクの裏側のノイズリダクション用の穴の有無.

レプリカの音質微妙によろしくなかったのはこれのせいかも?

ちなみに,このCOMTAC3は前のオーナーがTRiSで特小用加工(マイクをダイナミックマイクからコンデンサマイクに変更)しているため一度開けてる痕跡はある.

 

・・・がまぁむしろ好都合であると言うか…

まあ,大きく違うのはこういうことろですと.

 

 

で,次はTac-SkyのPTTの加工.

www.amazon.co.jp

Amazonの説明文曰く,

  • 理想的なケーブルの長さは邪魔になりません。注意:これらは我々のヘッドセット(別売)またはZTA ので直接使用できますが、3M peltoのでは直接使用できません。 peltoイヤホンを使うなら、赤い線と黄色の線を逆にしてください。サーキットボードは我々のとpeltoの間の赤、黄色、白と黒の位置が違うからです。

 

こということで,加工.



あけます.

 

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ネジを外すだけ手かんたんに取れました.

 

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赤の線が2本見えてるけど,

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ピンアサインは適当!!!!

こんな感じになっていて,PTTのスイッチ部分で白色(図中灰)が赤色(図中オレンジ)に接続されている.

 

入れ替えるべきは,もともとのケーブルから来ている黄色と赤色なので入れ替えって書いてある写真のところを入れ替える.

 

わりとTac-SkyのPTT,ハンダ丁寧だな?ということで適当にハンダ取っ払って付け直し.

 

 

で,動作確認とっておわり.

 

動作自体はきちんとしましたとさ.

送話受信ともに問題なし.

 

使用感としては,実comtacのジェルパットがめちゃくちゃいい仕事してる.

遮音性がとても高い.

遮音性が高いことは,つまり周りの集音性能が重要になるが,それもかなり性能が高い.

レプリカが「マイクで拾った音ですよ~」といった感じなのに対して,実物はある程度のチューンがされている印象.高音がわりとキツイがこれは確か調整可能

 

参考

トライス製作記 (旧:特小工房):COMTAC-2/ACH

 

ほかの違いはまあ特になしか.

送話受話音質は実際に細かくテストできていないのでなんとも.

マイク音質はたしかに良さそうだが,以前との比較ができていないので感覚としか.

 

 

まぁとりあえずそういう細かい再現性要理も耐久性を目的に買ったので,長持ちしてくれたらいいなぁ

 

 

以上.