腹が立ったので
あまり怒らない僕でもマキシマムイカリーになってしまった昨日のTarkovを解析しようと思う.
1. なぜ解析しようと思ったか
着弾と発砲音の差があまりにも長く,ほんまかよ感があったから.
現実的なTarkovの狙撃距離の確認
2. 方法
動画とってあったので被弾音と発砲音のフレーム差からΔt出して差分取るだけ
かんたんのためにグラフを書くとx_shooterは彼我の距離, t_impは着弾時刻, t_sは銃声が聞こえた時刻.
こういうことであって,雷が光ってから何秒で光ったから何メーター離れてるなーってのと理屈自体は同じ.
あとはtarkovのmap上での距離を測るだけ…どうやって?
→PSOサイトの簡易距離計で計測する.
3. 結果
まず彼我の距離の計算を行う.
t_s = t_imp +Δt,弾速をv_b (m/s),音速をv_s (m/s)とする.
x_shooter = v_b * t_imp
x_shooter = v_s* (t_imp + Δt)
適当に解いてやると
x_shooter = (v_b - v_s) /Δt
動画検証の結果から
1106 frame
1128 frame
= 22 frame
1frame = 1/60sec
22frame = 22/60 = 0.366666...~0.367 s
x_shooter (m)が求めたいもので,v_s (m/s)は既知,Δt (s)が求まったので次は弾速v_b (m/s)
4アーマーの胸2発で死んでいるということで,弾の種類を特定する(死亡時に見てなかった)
https://tarkovarmory.com/armor?armor=item_equipment_armor_kirasa&armor~durability=58&vest=novest
このサイトより,9 * 39もしくはリム付き,NATOどちらかの7.62 mm,もしくは12.7 mmであることが推測できる.
銃声による銃の判断ができればいいが,僕はよくわからないので一般的に流通している7.62 mm NATOだとする.
7.62mm NATOの2発で殺せる弾丸のうち最も遅いものを代表として,816 m/s
それぞれを代入して
x_shooter = (v_b - v_s) /Δt
= (816 - 347)/ 0.367
= 321 m
有効数字がかなりガバい気がするので2桁程度にまとめて3.2 * 10^2 (m)
次にMAP上の場所の特定にうつる.
まず,PSOサイトの使い方から.
PSO1-M2が転がってたからこれ使う.
下の簡易距離計の1,2,3....は100メートル単位.
ひだりの1.7は170cmのこと.
ということで人間はおよそ1.7mとする.
人間の大きさは,壁に張り付いたときの影の高さで定義する.
おおよその縮尺これが正しいとして,黒矢印の壁からもう一つの黒矢印の壁までの距離を測ってソレを尺度とする.
白矢印部に弾痕でマーキングして
計測.
60 pxが50 m(つまり1px = 50 / 60 m)
100 mから80px 先なので 50 / 60 * 80 = 67
なので,壁から壁までは167 m
ということでこの黒線の長さは549 x 116 px の対角線長さ
なので561pxが167m
これでようやく地図上の縮尺ができた.
つまり,1 px = 0.2976827094474153 mである.
丸めて1px = 0.298 m (ついでに1 m = 3.36 px)
先ほど求めた3.2 * 10^2 mは 適当に丸めて1080pxとなる.
半径1080pxの同心円をおおよその死亡位置から書いてみる.
赤色バツ印がおおよその死亡地点
そこから射手が居た可能性がある場所が赤円
ということで位置の割り出し
候補1
一応見える.
森の中でもサーマルがついていたらみえるん・・・・かなぁ・・・?
・・・
たしかに走ってる途中のひだり後ろから打たれたからこれかもしれない.
しかし現実的ではなさすぎる…
他の候補は特に思いつきません.
4. 結論
シモヘイヘが居た.
5. 謝辞
中華人民共和国には多大な協力をいただきました.
この場をお借りしてcao ni ma